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2022/8/25 10:49
防衛省が、敵の射程圏外から攻撃できる島嶼防衛用の長射程の「スタンド・オフ・ミサイル」について、陸上自衛隊に配備された「12式地対艦誘導弾」の能力向上型を踏まえた国産ミサイルを中心とする方針となった。12式地対艦誘導弾は138億円を投じて三菱重工業が製造し、2012年度から調達が開始された。現行200キロの射程を延伸し1000キロ以上を目指す。抑止力を高めるため、1000発規模の保有を検討しているが、規模が拡大する可能性もある。
また国産の島しょ防衛用高速滑空弾の量産も開始し、配備を急ぐと見られる。高速滑空弾は、地上で打ち上げたロケットから、空気抵抗の少ない大気圏上層で弾頭部分を分離し、超音速でグライダーのように滑空する新型ミサイル。第一段階では2026年度頃の装備化が予定されている。
また国産の島しょ防衛用高速滑空弾の量産も開始し、配備を急ぐと見られる。高速滑空弾は、地上で打ち上げたロケットから、空気抵抗の少ない大気圏上層で弾頭部分を分離し、超音速でグライダーのように滑空する新型ミサイル。第一段階では2026年度頃の装備化が予定されている。