電子管光源の売り上げ拡大に対応するため、生産子会社の光素で新棟を建設し、生産能力を倍増させる。光素では重水素ランプやキセノンフラッシュランプ、キセノンランプなど、電子管光源の9割以上を生産しているが、食の安全や健康への意識が先進国から新興国まで高まり、食品や薬品の成分分析装置に使われる重水素ランプの需要が拡大している。環境分析装置向けのキセノンフラッシュランプや、半導体の検査装置向けキセノンランプなどの売り上げも中国市場で増加している。ＥＶ（電気自動車）やデータサーバー関連の非破壊検査装置部品等の需要も増加しており、新棟は2023年4月に稼働予定。