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2021/1/29 17:46
(4005) 住友化学 自動車向けや半導体向けを中心に大幅改善 4-12月のコア営業利益は8%減まで回復
住友化学の2021年3月期第3四半期(4-12月)のコア営業利益は8%減の1069億円となった。4-9月の36%減から改善した。通期は24.6%減の1000億円を計画している。
セグメント別では、石油化学のコア営業利益は▲279億円で4-9月の▲313億円から改善した。自動車関連用途を中心に合成樹脂などの出荷が減少。石油化学品などの市況が低水準で推移した。
エネルギー・機能材料のコア営業利益は11.8%減の156億円で、4-9月の61.9%減から大幅に改善した。自動車関連用途のリチウムイオン二次電池用セパレータや合成ゴムなどの出荷が減少したとしているが、回復傾向にある。
情報電子科学のコア営業利益は70.9%増の318億円で、4-9月の44.4%増からさらに増加した。半導体プロセス材料である高純度ケミカルやフォトレジストの出荷が増加。巣ごもり需要や在宅勤務需要を背景にディスプレイ関連材料の出荷が増加した。
健康・農業関連事業のコア営業利益は122億円(前年は▲136億円)。メチオニン(飼料添加物)の交易条件の改善などが寄与した。
医薬品のコア営業利益は10.6%増の747億円で、4-9月の4.6%増から増加した。エクアやエクメット、ラツーダの販売増加などが寄与した。
住友化学の株価は6円安の493円で推移している。
セグメント別では、石油化学のコア営業利益は▲279億円で4-9月の▲313億円から改善した。自動車関連用途を中心に合成樹脂などの出荷が減少。石油化学品などの市況が低水準で推移した。
エネルギー・機能材料のコア営業利益は11.8%減の156億円で、4-9月の61.9%減から大幅に改善した。自動車関連用途のリチウムイオン二次電池用セパレータや合成ゴムなどの出荷が減少したとしているが、回復傾向にある。
情報電子科学のコア営業利益は70.9%増の318億円で、4-9月の44.4%増からさらに増加した。半導体プロセス材料である高純度ケミカルやフォトレジストの出荷が増加。巣ごもり需要や在宅勤務需要を背景にディスプレイ関連材料の出荷が増加した。
健康・農業関連事業のコア営業利益は122億円(前年は▲136億円)。メチオニン(飼料添加物)の交易条件の改善などが寄与した。
医薬品のコア営業利益は10.6%増の747億円で、4-9月の4.6%増から増加した。エクアやエクメット、ラツーダの販売増加などが寄与した。
住友化学の株価は6円安の493円で推移している。