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2020/12/29 08:30
(7013) IHI IHIはアンモニアの比率を60%に高めても安定的に発電できる技術を開発
政府のグリーン成長戦略では、発電設備の天然ガス燃料などにアンモニアを20%混合する火力発電を2030年までに展開する計画だが、IHIはアンモニアの比率を60%に高めても安定的に発電できる技術を開発したと、NHKが報じている。IHIは10月23日に、横浜事業所で試験用ガスタービンを配備し、実証実験を開始、アンモニアを5割以上混焼しても安定的な燃焼を目標としていた。
2000キロワットという比較的大きな発電設備での成功が注目される。アンモニアは燃やしても二酸化炭素が出ないという特徴があり、単純計算で二酸化炭素の排出を40%に抑えることができる。報道では工場での自家発電などとして実用化を目指すと、されている。石炭火力発電にもアンモニアを大量導入できれば、二酸化炭素の削減効果がさらに期待できる。
2000キロワットという比較的大きな発電設備での成功が注目される。アンモニアは燃やしても二酸化炭素が出ないという特徴があり、単純計算で二酸化炭素の排出を40%に抑えることができる。報道では工場での自家発電などとして実用化を目指すと、されている。石炭火力発電にもアンモニアを大量導入できれば、二酸化炭素の削減効果がさらに期待できる。