株テーマ:AI創薬の関連銘柄

AI創薬関連株。創薬プロセスの初期段階ではIT技術や経験を活かしながら医療薬候補となる化合物を選択する一方、膨大な時間と10億円単位の研究開発費がかかる。AI技術と製薬企業のデータを活用し、大幅なコスト削減や時間低減に繋げる技術開発が進む。

ジーエヌアイグループは、2024年4月にオルツと業務提携し、AIを活用した創薬プロセスの効率化と最適化を図る。

リボミックは、科学技術振興機構(JST)が実施する事業において、早稲田大学と共同で「人工知能技術を用いた革新的アプタマー創薬システム開発」(2018年度~2020年度)、「AIアプタマー創薬プロジェクト」(2021年度~2023年度)を進めている。AI技術を活用し、創薬期間の短縮や創薬成功率の向上を目指している。

エクサウィザーズは、AI創薬で第一三共と共同開発プロジェクトを実施。2023年からヒット化合物の創出プロジェクトを開始している。

FRONTEOは、創薬支援AIシステム「Cascade Eye」を開発。2020年3月に武田薬品、5月に中外製薬とライセンス契約を締結している。2023年7月には新規AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」事業を開始すると発表した。AI活用の進んでいない標的選定のプロセスにおいて、FRONTEOの創薬研究者が自社開発のAIエンジン、AIアプリケーションを駆使し、顧客の創薬研究の効率化・加速化・成功確率向上に貢献する解析と提案を継続的に行う。

NECは、2019年5月に最新AI技術群「NEC the WISE」を活用した創薬事業に本格参入すると発表。がんなどの先進的免疫療法に特化し、創薬事業の事業価値を2025年に3000億円まで高めることを目指す。

ディーエヌエーは、2018年1月から旭化成ファーマと塩野義製薬が持つ化合物情報でAI創薬の実現可能性を検証する共同研究を開始している。

大日本住友製薬と英エクセンティアがAIを活用して創製した化合物の臨床試験をした。

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