株テーマ:薄膜シリコン太陽電池の関連銘柄
結晶系シリコン太陽電池が第1世代とすれば、ガラスや金属、樹脂などを基板にシリコン膜を塗布する方法の薄膜系では、シリコン使用量を百分の一に抑えられる第二世代といえる。結晶シリコンと非結晶アモルファスシリコンを二層化した太陽電池をタンデム型(カネカはハイブリッド型)と呼ぶ。シリコン需要の増加で、価格を抑えるために登場したが、改良により、発電効率で結晶系に迫る。三洋電機のHITは23%の高効率を達成。新日石は、薄膜太陽電池合弁会社「三洋ENEOSソーラー株式会社」を設立(2009年1月)し、当初80MW規模で2010年度内に生産・販売を開始する。