株テーマ:貸金庫の関連銘柄

銀行の貸金庫窃盗問題と新規利用停止、恩恵を受ける企業

近年、銀行の貸金庫における窃盗事件が相次いで発生している。2025年2月、三菱UFJ銀行やみずほ銀行の元行員が顧客の貸金庫から現金を窃取した疑いが報じられた。これを受け、みずほ銀行は1月16日付で貸金庫の新規受け付けを停止し、業務の見直しを進めている。

また、自民党の金融調査会は2月27日、貸金庫の規約見直しなど業務の適正化を提言した。

この状況下で、民間のセキュリティ企業や独立系の貸金庫サービスを提供する企業が注目を集めている。銀行の貸金庫サービスが停止・縮小される中、顧客は代替手段を求めており、これらの企業が恩恵を受ける可能性が高い。

(7986)日本アイ・エス・ケイと(2331)綜合警備保障の事業概要と業績

近年、銀行の貸金庫における窃盗事件が相次ぎ、貸金庫サービスの新規利用停止が報じられている。この状況下で、金庫の製造・販売を手掛ける(7986)日本アイ・エス・ケイや、セキュリティサービスおよび防犯機能付き金庫を提供する(2331)綜合警備保障(ALSOK)が注目を集めている。

(7986)日本アイ・エス・ケイ

日本アイ・エス・ケイは、1916年に創業し、耐火金庫や歯科医療機器、書庫・ロッカーなど多彩な製品を提供している。同社は、避難所の鍵を保管する防災キーボックスや重要書類を保管する耐火金庫の拡販に注力し、売上増加に寄与している。


(2331)綜合警備保障(ALSOK)

綜合警備保障は、セキュリティ事業を中心に、綜合管理・防災事業や介護事業などを展開している。2024年3月期の連結売上高は5,214億円、営業利益は390億8,200万円であった。 同社は、オンラインセキュリティや出入管理システム、消防設備点検など、法人向けの多様なセキュリティサービスを提供している。
また、防盗・耐火性能を備えた業務用金庫「ピタゴラスシリーズ」など、防犯機能付き金庫の販売も手掛けている。

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