株テーマ:NAND型フラッシュメモリーの関連銘柄
NAND型フラッシュメモリは、電源がなくても記憶を保持できる不揮発性メモリの一種で、 従来のフラッシュメモリと比べて書き込みや消去が高速で、回路規模が小さくコンパクトかつ安価に大容量化できるといった特徴がある。
半導体市場の回復が鮮明になっており、2020年10月、キオクシア(旧東芝メモリ)がフラッシュメモリー増産に向け、計1兆円を投じて新工場を建設すると発表した。
韓国サムスン電子は2024年4月23日、NAND型フラッシュメモリーで世界最先端となる286層の量産を始めたと発表した。現行は第8世代は236層で、第9世代にあたる。第10世代として400層以上の製品を開発中という。
2位の韓国SKハイニックスが238層、3位のキオクシアは162層を量産しているとみられる。マイクロン・テクノロジーは第4世代の232層のサンプル出荷を始めた。
トーメンデバイスは、DRAMやNAND型フラッシュなどの半導体メモリーを扱う半導体商社。