株テーマ:大屋根リングの関連銘柄
大阪・関西万博の大屋根リング建設、大手ゼネコンが結集
大屋根リングは109個の木架構ユニットを円形につないだ幅約30m、高さ約20m、内径約615m、周長約2kmの世界最大級の木造建築
大阪・関西万博のシンボルとなる「大屋根リング」の建設が本格化している。この巨大プロジェクトには、竹中工務店、(1802)大林組、(1803)清水建設など日本を代表するゼネコンが参画し、それぞれの専門性を活かして工事を進めている。
竹中工務店は、大屋根リングのPW西工区の実施設計と工事監理を担当。2024年6月7日には同工区の上棟を果たし、着実に工事を進捗させている。(1850)南海辰村建設がJV賭して参画。
大林組は、大屋根リングのPW北東工区を担当。大林組・大鉄工業・TSUCHIYA共同企業体として、全周約2kmの約3分の1にあたる北東部分の実施設計と工事監理を請け負っている。
清水建設は、清水建設・東急建設・村本建設・青木あすなろ建設共同企業体の一員として大屋根リングの施工に携わっている。
大屋根リングは、建築家の藤本壮介氏がデザインした木造の円環状建築物だ。会場デザインの理念である「多様でありながら、ひとつ」を体現する構造物として注目を集めている。