株テーマ:ワクチン接種管理の関連銘柄

ワクチン接種管理については新型コロナワクチンに対応したシステムは、(4488)AI insideが初めてと思われる。文字認識AIを搭載したAI-OCRサービス「DX Suite」を活用し、自治体のの予診票及び接種券から接種情報を読み取り、データの確認・修正、管理システムへ入力することで、業務を効率化する。

ワクチン接種の実務についてはファイザーワクチンの場合、21日間隔で2回接種することになっている。一度に接種会場に配送される最小の数量は975回分で、室温で融解後、接種前に生理食塩液で希釈後、室温で6時間が消費期限と言われる。医療機関では、ドライアイス又は超低温冷凍庫で保管するが、医療機関でのドライアイス保管は10日程度が限度とされており、10日で975回の接種が必要となる。

平時には、医療機関からの発注を受けて卸業者がワクチンを納品しているが、今回は針・シリンジを含めて卸業者を設定してトップダウンで行う予定。ワクチン接種円滑化システム(V-SYS)はあるが、これは接種できる医療機関の情報だけで、接種には様々な困難が予想される。

LINEは新型コロナワクチン接種の予約システムを自治体向けに提供する。自治体が無料で出来るLINEの公式アカウントで本人確認や問い合わせにも対応できるため、既に100件の市町村で導入が決まったようだ。

NECネッツエスアイは平時の予防接種向けシステムを新型コロナウイルスのワクチン接種に対応したシステムを自治体向けに提供する。

電算は、新型コロナウイルスのワクチン接種予約システムの提供やワクチン接種券の対応、ワクチン接種記録システムへの連携対応などで受注が増加。

TISインテックグループのインテックは、東京都多摩川市に新型コロナワクチン接種支援システムを導入し、2021年5月から運用を開始。今後はワクチンの3回目の接種に備えてシステムの更新を検討する。

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株式情報更新 (11月23日)


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