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(6594)ニデックは、AIデータセンターなどで使用される水冷装置において、従来比約10倍の冷却能力を持つ大型モデル「イン・ロー」タイプの量産を5月から開始すると発表した。従来はサーバーラック1台ごとに水冷装置を設置していたが、新製品では最大12台のサーバーラックをまとめて冷却可能となり、データセンターの電力消費を大幅に削減できる点が特徴だ。
新型水冷装置は最大2.0MWの冷却能力を持ち、米エヌビディア製GB200 GPU搭載サーバーシステムNVL72を12台同時に冷却できる。これにより、データセンター運営事業者は単位面積あたりのサーバー設置台数を増やしつつ、運用管理の効率化と省エネルギーを実現できる見通しだ。装置の高さは2メートル以下、幅は1メートル程度とコンパクト設計で、大型からコンテナ型まで幅広いデータセンターに対応する。
量産はタイのロジャーナ工場で行い、まず月産50台体制を構築する。ニデックはこれまでに小型モデルを累計5,000台以上出荷しており、今後もAIサーバー向け冷却ソリューションの世界シェア拡大を目指す。
新型水冷装置は最大2.0MWの冷却能力を持ち、米エヌビディア製GB200 GPU搭載サーバーシステムNVL72を12台同時に冷却できる。これにより、データセンター運営事業者は単位面積あたりのサーバー設置台数を増やしつつ、運用管理の効率化と省エネルギーを実現できる見通しだ。装置の高さは2メートル以下、幅は1メートル程度とコンパクト設計で、大型からコンテナ型まで幅広いデータセンターに対応する。
量産はタイのロジャーナ工場で行い、まず月産50台体制を構築する。ニデックはこれまでに小型モデルを累計5,000台以上出荷しており、今後もAIサーバー向け冷却ソリューションの世界シェア拡大を目指す。