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(6361) 荏原 半導体・建築設備向けポンプ販売好調で純利益過去最高を更新
(6361)荏原の2024年12月期決算は、売上収益が前期比14.1%増の8666億円、営業利益は13.9%増の979億円、純利益は18.4%増の714億円となり、いずれも過去最高を更新した。特に、半導体工場や建築設備向けのポンプ・装置の販売が好調で、業績を大きく押し上げた。
精密・電子部門でロジック・ファウンドリ向けを中心に受注を伸ばし、売上収益は前年同期比12.7%増の2783億円、セグメント利益は30.9%増の501億円となった。特に、生成AI向け半導体の生産拡大に伴い、クリーンルーム内で使用される超純水装置や真空ポンプなどの販売が伸びた。これにより、半導体関連の収益は回復基調を示している。
建築・産業部門の売上収益は2381億円(前年同期比7.2%増)となり、トルコのグループ会社に係るのれんの減損損失が発生し、部門利益は前年同期比34.3%減の103億円となった。
2025年12月期の業績予想は、売上収益が9000億円(前期比3.8%増)、営業利益が1015億円(3.6%増)、純利益が724億円(1.4%増)と引き続き成長を見込む。半導体市場の回復基調や建築設備向け需要の継続が支えとなる見通しだ。半導体関連が稼ぎ頭となっており、市場コンセンサスを上回る。
精密・電子部門でロジック・ファウンドリ向けを中心に受注を伸ばし、売上収益は前年同期比12.7%増の2783億円、セグメント利益は30.9%増の501億円となった。特に、生成AI向け半導体の生産拡大に伴い、クリーンルーム内で使用される超純水装置や真空ポンプなどの販売が伸びた。これにより、半導体関連の収益は回復基調を示している。
建築・産業部門の売上収益は2381億円(前年同期比7.2%増)となり、トルコのグループ会社に係るのれんの減損損失が発生し、部門利益は前年同期比34.3%減の103億円となった。
2025年12月期の業績予想は、売上収益が9000億円(前期比3.8%増)、営業利益が1015億円(3.6%増)、純利益が724億円(1.4%増)と引き続き成長を見込む。半導体市場の回復基調や建築設備向け需要の継続が支えとなる見通しだ。半導体関連が稼ぎ頭となっており、市場コンセンサスを上回る。