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2025/1/21 08:27
(7203) トヨタ自動車 次世代太陽電池で世界最高クラスの変換効率を達成
(7203)トヨタ自動車と京都大学発のベンチャー企業であるエネコートテクノロジーズは、ペロブスカイト太陽電池と結晶シリコン太陽電池を組み合わせた4端子タンデム型太陽電池で、世界最高クラスとなる30.4%の変換効率を達成したと発表した。
開発された太陽電池は、ペロブスカイト層と結晶シリコン層を積層した構造を持つ。ペロブスカイト層が可視光を吸収して発電し、透過した赤外線を結晶シリコン層が利用する仕組みだ。両社の技術力により、ペロブスカイト層の赤外線透過率を81%まで向上させることに成功し、高効率化を実現した。
特筆すべきは、開発された太陽電池がフィルム型であることだ。これにより、自動車のルーフなど曲面への設置が可能となる。フィルム型でありながら、シースルー型としては極めて高い22.4%の変換効率を達成している点も画期的だ。
今回の成果はセルレベルでの測定結果だが、両社は今後、モジュール化や大型化に取り組み、実用化を目指すとしている。自動車や人工衛星など、限られたスペースでの高効率発電が求められる分野での活用が期待される。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=7203
開発された太陽電池は、ペロブスカイト層と結晶シリコン層を積層した構造を持つ。ペロブスカイト層が可視光を吸収して発電し、透過した赤外線を結晶シリコン層が利用する仕組みだ。両社の技術力により、ペロブスカイト層の赤外線透過率を81%まで向上させることに成功し、高効率化を実現した。
特筆すべきは、開発された太陽電池がフィルム型であることだ。これにより、自動車のルーフなど曲面への設置が可能となる。フィルム型でありながら、シースルー型としては極めて高い22.4%の変換効率を達成している点も画期的だ。
今回の成果はセルレベルでの測定結果だが、両社は今後、モジュール化や大型化に取り組み、実用化を目指すとしている。自動車や人工衛星など、限られたスペースでの高効率発電が求められる分野での活用が期待される。
https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=7203