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    アップル、中国スマホ市場で苦戦 24年出荷台数17%減
    アップルの中国スマートフォン市場での苦戦が鮮明になった。シンガポールの調査会社カナリスが16日に発表した2024年の中国スマートフォン出荷台数によると、アップルは前年比17%減の4290万台にとどまった。

    中国市場でのiPhoneの人気低下が顕著だ。地元メーカーの台頭が背景にある。華為技術(ファーウェイ)の復活や小米(シャオミ)の躍進が目立った。中国政府系機関でのiPhone使用禁止の動きも逆風となった。一部の省で公務用端末としてiPhoneの使用が禁止され、アップルにとって厳しい事業環境となっている。

    アップルは中国市場で「Apple Intelligence」と呼ばれる独自の生成AI機能をまだ導入できていない。一方、中国メーカーはAI機能を強みに攻勢をかけている。

    2025年にはiPhone出荷台数が3.1%増加すると予測されており、巻き返しが期待される。iPhone17での反攻に注目が集まっている。

株式情報更新 (4月19日)


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