総合物流輸送企業のビーイングホールディングス（東証スタンダード：9145）は15日、2024年12月期の通期連結業績予想を上方修正した。

営業収益は当初予想から0.9％増の1,180億円、営業利益は8.3％増の39億円、経常利益は7.9％増の41億円、親会社株主に帰属する当期純利益は8.3％増の26億円となる見込みだ。
上方修正の主な要因は、既存業務および前年稼働業務が堅調に推移したことに加え、令和6年能登半島地震以降も滞りなく業務に従事できたことによる。これにより、営業収益は予想を若干上回る見通しとなった。

各段階利益については、人件費や燃料費、水道光熱費などの物流原価増加、2024年問題による配送費用の増加を考慮し計画していたが、配送コースや構内業務など業務全体の見直しを行った結果、予想を上回る見込みとなった。

https://www.asset-alive.com/tech/code2.php?code=9145