12月財新中国製造業購買担当者景気指数（PMI）は、50.5と前月の51.5から減少した。PMIは、50を超えると活動の拡大、50を下回ると縮小を示す指標であり、今回の数値は拡大が続いているものの勢いが弱まったことを示唆している。市場予想は51.6と横ばいないし、若干の改善となっていた。

世界経済の減速により、中国製品の輸出需要が縮小。これが製造業全体の成長ペースを鈍化させる一因となっている。

製造業における雇用は引き続き収縮状態。国内外の需要減少に対応するため、企業が人員削減を進めた結果とみられる。