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10月S&Pケースシラー20都市指数- 上昇ペース鈍化も高水準維持
「住宅バブル崩壊」の兆しなし!米国の住宅価格は依然として高水準を維持している。S&Pケース・シラーが発表した10月の米20都市住宅価格指数は、前年同月比4.2%上昇した。上昇率は前月の4.6%から鈍化したものの、市場予想の4.1%を上回る結果となった。
ニューヨークが7.3%と最も高い上昇率を記録し、シカゴ(6.2%)、ラスベガス(5.9%)が続いた。一方、タンパは0.4%とわずかな上昇にとどまり、地域による差が顕著となっている。
全米ベースの指数は17カ月連続で過去最高を更新。2012年の底値から142%上昇しており、インフレ率を上回るペースで住宅価値が上昇し続けている。
買い手の交渉力強まる
在庫物件の増加により、買い手の選択肢が広がっている。これにより価格交渉力が強まり、上昇ペースの鈍化につながっているとみられる。
ニューヨークが7.3%と最も高い上昇率を記録し、シカゴ(6.2%)、ラスベガス(5.9%)が続いた。一方、タンパは0.4%とわずかな上昇にとどまり、地域による差が顕著となっている。
全米ベースの指数は17カ月連続で過去最高を更新。2012年の底値から142%上昇しており、インフレ率を上回るペースで住宅価値が上昇し続けている。
買い手の交渉力強まる
在庫物件の増加により、買い手の選択肢が広がっている。これにより価格交渉力が強まり、上昇ペースの鈍化につながっているとみられる。