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2024/12/4 14:04
(9044) 南海電気鉄道 (9044)南海電気鉄道、通天閣観光の株式70.8%を取得
(9044)南海電気鉄道は、2024年12月4日、通天閣観光の発行済株式の70.8%を取得し、子会社化することを決議したと発表した。株式取得の実行日は2024年12月27日の予定だ。
通天閣観光は、大阪市浪速区の新世界エリアを拠点に、大阪のシンボルである通天閣の運営を担っている。通天閣は1956年の完成以来、多くの来訪者を集め、国の登録有形文化財にも登録されている。近年は新たなアトラクションを設置するなど施設の魅力向上に努め、インバウンド需要も追い風となって来訪者数を増加させている。
南海電鉄は、「南海グループ経営ビジョン2027」に基づき、「なにわ筋線開業に向け、沿線を磨く10年間」をテーマに沿線価値向上に取り組んでいる。特に「グレーターなんば」構想を掲げ、なんば広場の整備や新今宮駅周辺の賑わい創出など、エリアマネジメントに注力している。
今回の株式取得により、南海電鉄と通天閣観光は、通天閣、公共交通、不動産といった多様なリソースを活用し、「グレーターなんば」構想をはじめとしたエリアマネジメント戦略を強力に推進する。これにより、企業価値の向上と大阪のさらなる発展を目指すとしている。
通天閣観光の2024年3月期の業績は、売上高15億円、営業利益6億円、経常利益7億円、当期純利益4億円となっている。なお、本件株式取得による南海電鉄の2025年3月期の連結業績への影響は軽微だという。
通天閣観光は、大阪市浪速区の新世界エリアを拠点に、大阪のシンボルである通天閣の運営を担っている。通天閣は1956年の完成以来、多くの来訪者を集め、国の登録有形文化財にも登録されている。近年は新たなアトラクションを設置するなど施設の魅力向上に努め、インバウンド需要も追い風となって来訪者数を増加させている。
南海電鉄は、「南海グループ経営ビジョン2027」に基づき、「なにわ筋線開業に向け、沿線を磨く10年間」をテーマに沿線価値向上に取り組んでいる。特に「グレーターなんば」構想を掲げ、なんば広場の整備や新今宮駅周辺の賑わい創出など、エリアマネジメントに注力している。
今回の株式取得により、南海電鉄と通天閣観光は、通天閣、公共交通、不動産といった多様なリソースを活用し、「グレーターなんば」構想をはじめとしたエリアマネジメント戦略を強力に推進する。これにより、企業価値の向上と大阪のさらなる発展を目指すとしている。
通天閣観光の2024年3月期の業績は、売上高15億円、営業利益6億円、経常利益7億円、当期純利益4億円となっている。なお、本件株式取得による南海電鉄の2025年3月期の連結業績への影響は軽微だという。