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2024/12/3 09:43
(7012) 川崎重工業 介護現場向けソーシャルロボットの開発に本格着手
(7012)川崎重工業は、認知症患者との会話が可能なソーシャルロボットの本格開発に着手したと発表した。介護現場における人手不足の課題解決を目指し、これまでの実証試験で得られた知見をもとに開発を進め、介護施設への正式提供を開始する方針だ。
近年、介護現場では労働力不足が深刻化しており、特に認知症患者へのケアには多大な時間と労力が求められる。この状況を受けて、川崎重工業はソーシャルロボットの開発を進めることで、介護の質を維持・向上させるとともに、介護職員の負担軽減を図る考えだ。
川崎重工は2024年7月、JR西日本プロパティーズが運営する介護付有料老人ホーム「ディアージュ神戸」で試作型ソーシャルロボットを使用した実証試験を実施。認知症患者とロボットとの会話が成立することを確認した。
認知症特有の会話の繰り返しや無規則性に対応し、認知症患者が疲れないように話題を切り替えるなどの機能がある。
近年、介護現場では労働力不足が深刻化しており、特に認知症患者へのケアには多大な時間と労力が求められる。この状況を受けて、川崎重工業はソーシャルロボットの開発を進めることで、介護の質を維持・向上させるとともに、介護職員の負担軽減を図る考えだ。
川崎重工は2024年7月、JR西日本プロパティーズが運営する介護付有料老人ホーム「ディアージュ神戸」で試作型ソーシャルロボットを使用した実証試験を実施。認知症患者とロボットとの会話が成立することを確認した。
認知症特有の会話の繰り返しや無規則性に対応し、認知症患者が疲れないように話題を切り替えるなどの機能がある。