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2024/12/2 09:39
(6810) マクセル 産業機器向け全固体電池モジュールを開発
マクセルが産業機器のバックアップ用全固体電池モジュールを開発した。この新製品は、同社が2023年から量産を開始したセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を電源として使用している。
開発されたモジュールは、最大5個の全固体電池を搭載し、充電回路や昇圧回路を内蔵している。全固体電池の安全性と長寿命性、さらにセラミックパッケージ型の耐熱性を活かした設計となっている。10年以上の寿命が期待できるこのモジュールは、産業用ロボットやプログラマブルロジックコントローラー(PLC)などの産業機器における一次電池の置き換えを可能にする。
従来、バックアップ用の一次電池を使用した産業機器では、定期的な電池交換が必要であり、製造ラインの稼働率低下につながっていた。新開発のモジュールは、この課題を解決し、エンドユーザーの電池交換作業による手間や生産性低下を抑制することが期待される。
全固体電池の世界市場規模は2040年に3兆8605億円に達する見込みだ。マクセルは2030年に300億円の売上高を目指しており、市場の約10%のシェア獲得を視野に入れている。
開発されたモジュールは、最大5個の全固体電池を搭載し、充電回路や昇圧回路を内蔵している。全固体電池の安全性と長寿命性、さらにセラミックパッケージ型の耐熱性を活かした設計となっている。10年以上の寿命が期待できるこのモジュールは、産業用ロボットやプログラマブルロジックコントローラー(PLC)などの産業機器における一次電池の置き換えを可能にする。
従来、バックアップ用の一次電池を使用した産業機器では、定期的な電池交換が必要であり、製造ラインの稼働率低下につながっていた。新開発のモジュールは、この課題を解決し、エンドユーザーの電池交換作業による手間や生産性低下を抑制することが期待される。
全固体電池の世界市場規模は2040年に3兆8605億円に達する見込みだ。マクセルは2030年に300億円の売上高を目指しており、市場の約10%のシェア獲得を視野に入れている。