国土交通省は、2030年にアンモニア・水素燃料船や自動運航船といった次世代船舶の受注量で2030年に日本の海事産業がトップシェアを確保するとの目標を示した。

（9101）日本郵船
日本郵船は、アンモニア燃料船の開発に注力しており、2023年12月には世界初の国産エンジンを搭載したアンモニア燃料アンモニア輸送船の建造を決定した。

（9104）商船三井
商船三井は、水素燃料船の実証運航に向けた基本設計承認を取得し、ゼロエミッション燃料である水素を燃料とする多目的船の開発を進めている。2027年度頃から2年間の実証運航を予定しており、温室効果ガス削減に貢献することを目指している。

（9107）川崎汽船
川崎汽船は、液化CO2船の設計や液化水素運搬船の開発に取り組んでいる。特に、液化水素運搬船の商用化実証を進めており、国際間の液化水素サプライチェーンの構築を目指している。

（7013）ＩＨＩ
IHIは、日本郵船や他の企業と協力して、アンモニア燃料船の開発に取り組んでいる。アンモニア燃料DFエンジンの開発や、アンモニア輸送に最適化された船型の設計を進めている。