注目銘柄

    注目銘柄 2024/6/14 06:53
    (7911) TOPPAN HD 従来の半導体パッケージ基板よりも製造コストを50%削減できる部材を開発
    TOPPANホールディングス(旧凸版印刷)は、データセンターサーバーや生成AI(人工知能)で使用される次世代半導体向けに、従来の半導体パッケージ基板よりも製造コストを50%削減できる部材を開発した。この部材は、米エヌビディアの画像処理半導体(GPU)など、AI半導体で使用される「インターポーザー」。

    エヌビディアの主力GPUでは台湾積体電路製造(TSMC)のシリコン製のインターポーザーが使われており、現在供給不足となっている。TOPPANホールディングスは、この部材の開発により、2028年度に300億円の売上を目指す。

    今回開発したインターポーザーは、従来の部材と比べて、製造コストが50%削減でき、高密度実装が可能だ。、2027年からサンプル出荷を始め、2028年には石川工場(石川県能美市)で量産を開始する予定。今後は、顧客ニーズに合わせた部材の開発や、海外市場への展開も進めていく。

    IC基板市場は28年までに22年に比べて9割増の290億ドル(約4兆5500億円)になる見通し。

株式情報更新 (10月18日)


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