トーカロは、2025年3月期以降、半導体製造装置部品向け表面処理の新工場を3棟新設する。トーカロは、半導体製造装置部品の表面処理において国内トップシェアを誇る。今回の増強により、半導体製造装置の需要拡大に対応するとともに、さらなるシェア拡大を目指す。

新設する工場は、いずれも愛知県の豊田市と小牧市に所在する。豊田市の新工場は、2024年3月期に着工し、2025年3月期に稼働開始予定。小牧市の新工場は、2025年3月期に着工し、2026年3月期に稼働開始予定。

新工場では、半導体製造装置の基幹部品であるウェーハ搬送装置や、フォトマスクの露光装置などの部品向けの表面処理を行う。トーカロは、これらの部品において高品質な表面処理技術を有しており、新工場の稼働により、さらなる顧客のニーズに対応していく。