ジャパンマテリアルは半導体製造装置部品などを販売するシンガポールのＧＢＳの発行済株式の70％を取得し、子会社化する。ＧＢＳ社はアジア地域において、大手ファンドリー企業との継続的な取引関係を有する半導体製造工程のパーツ・プロセスキットのセカンドソーサーとして半導体関連事業及び車載用ビジョンシステムやＡＤＡＳ（先進運転支援システム）の分野へ事業を展開している。

ジャパンマテリアルは、市場の成長が見込める東南アジアを重要地域と位置付けており、子会社であるＡＴＳ社とシナジーを創り出せるパートナー企業を探していた。取得価額は約1700万ドル（約24億円）で、東南アジア地域における半導体工場のメンテナンス事業を強化する。ＧＢＳ社の売上高は約1800万ドル（約25億円）、純利益は約150万ドル（約2億円）となっている。