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    上方修正 2021/10/26 16:27
    (6988) 日東電工 通期営業利益を20%上方修正 新型コロナワクチン向け・スマホ向け・半導体向け等が好調
    日東電工は2022年3月期の営業利益を1050億円から1260億円と20%上方修正した。核酸受託製造で新型コロナワクチンに使用される核酸アジュバンドの需要拡大、プリント回路でスマホ向け高精度基盤やデータセンター用途の需要増加、セラミックコンデンサーや半導体生産の工程用部材の需要伸長で増益となる見通し。

    また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は71.8%増の728億円となった。

    セグメント別では、インダストリアルテープの営業利益は146.3%増の208億円。ハイエンドスマートフォンの生産増加で組み立て用部材の需要が伸長したことなどが寄与した。

    オプトロニクスの営業利益は27.3%増の480億円。情報機能材料ではテレワークの拡大などでノートパソコン、タブレット端末用光学フィルムの需要が堅調。プリント回路では高精度基盤の採用機種拡大などが寄与した。

    ライフサイエンスの営業利益は63億円(前年は▲13億円)。核酸受託製造で新型コロナワクチンに使用される核酸アジュバントの供給を開始。核酸医薬創薬では、肝線維症・肝硬変を対象とした所定のマイルストーンを達成した。

    日東電工の株価は1%高の8120円で推移している。

株式情報更新 (11月23日)


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