12月通期売上を2800億円から2950億円、営業利益を280億円から340億円、経常利益を320億円から400億円、純利益を210億円から270億円へ上方修正した。主力の薄型パネルディスプレイ（ＦＰＤ）用ガラスや、自動車の樹脂部品の補強に使われるガラスファイバーの需要が堅調に推移している。医療機器用のガラスの販売も強化している。工場稼働率が上がり採算も改善している。

また、発行済み株式総数の5.17％にあたる500万株、100億円の自社株買いを実施する。取得期間は10月1日から12月30日と比較的短期間で、株価浮揚効果はありそうだ。