ENEOSは、2021年9月10日、マレーシアのペトロナスの完全子会社であるPGNESBとCO2フリー水素のサプライチェーン構築に向けた協業検討で覚書を締結したと発表した。マレーシアで生産された水素をMCHに変換し、ENEOSの製油所へ輸送。近隣の発電所や製鉄所などに供給する検討を行う。
また、将来的な規模拡大を念頭に、
再生可能エネルギー由来のグリーン水素や
水素製造時に排出されるCO2を
CCSなどで回収し、CO2排出量を実質ゼロとするブルー水素の製造可能性についても検討する。
ENEOSホールディングスの株価は0.33%安の447.7円で推移している。