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    2020/5/19 08:00
    (5201) AGC 中国の自動車用ガラスが新型コロナによる生産調整の影響を受け、3月中旬からは建築用ガラスの稼働調整が本格化
    6月中間期売上を7500億円から6500億円、営業利益を500億円から250億円へ下方修正した。12月通期見通し及び配当予想は未定とした。第1四半期にあたる1ー3月期に中国の自動車用ガラスが新型コロナによる生産調整の影響を受け、3月中旬からは建築用ガラス、自動車用ガラスの稼働調整が本格化したため、第2四半期にあたる4ー6月期は期初から大幅な減収減益に見舞われているようだ。

    第1四半期だけで、新型コロナの影響を売上高で100億円減、営業利益で30億円から40億円減としている。電子部材や第11世代向け液晶用ガラス基板新設備がフル稼働し、液晶用ガラス基板の出荷は増加しているが、補えない。中国での事業活動が改善傾向にあり、自動車用ガラスの回復期待はあるが、当面は力不足と見られる。新型コロナ関連では消毒液用の次亜塩素酸ソーダや米サイトダイン社の治療薬候補「レロンリマブ」の製造受託が注目される。

株式情報更新 (11月28日)


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