注目銘柄
2019/7/30 10:29
(6301) 小松製作所 建設現場向けのスマートコンストラクション期待で株価上昇
4-6月売上は5.6%減の6097億円、営業利益は22.2%減の747億円、純利益は24.6%減の474億円となった。建設機械は北米や豪州で鉱山機械の需要が堅調だったが、中国・アジアは需要が減少。産業機械も自動車向けや工作機械向けが低調だった。ドイツの国際見本市に初出展したバッテリー駆動式ミニショベルに期待を寄せており、建設現場向けのスマートコンストラクションは、国内で8200カ所に導入、米国やドイツでパイロット導入し、本格導入に備えている。
通期売上は4%減の2兆6170億円、営業利益は15.3%減の3370億円、純利益は16.2%減の2150億円を据え置いた。春先に米キャタピラーが「世界的な建設機械需要が2019年にピークアウトする」としたことから、コマツや日立建機が急落し、その後も反発力は弱い。世界的に需要回復が見通せない中、スマートコンストラクションのようなIT活用が浮上のカギとなりそうだ。
通期売上は4%減の2兆6170億円、営業利益は15.3%減の3370億円、純利益は16.2%減の2150億円を据え置いた。春先に米キャタピラーが「世界的な建設機械需要が2019年にピークアウトする」としたことから、コマツや日立建機が急落し、その後も反発力は弱い。世界的に需要回復が見通せない中、スマートコンストラクションのようなIT活用が浮上のカギとなりそうだ。