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2019/5/23 10:11
(4471) 三洋化成工業 「全樹脂電池」を量産開始で、1000億円規模への拡大期待
三洋化成工業はほぼ全てを樹脂で形成する「全樹脂電池」を量産する。全樹脂電池は、従来のリチウムイオン電池の製造工程とは全く異なるが、工程が簡素で、設備投資額は数十分の1となり、材料コストも半減できる。慶応大学発のベンチャー「APB」と共同開発し、三洋化成工業が過半を出資することで、子会社化する。既存のリチウムイオン電池製造と同じロールツーロール方式で連続処理するが、全樹脂電池は乾燥工程が不要で、処理速度を2倍以上に高めることが出来る。
三洋化成工業は10年後の売上を1000億円規模と想定しているようだ。現時点では絵に描いた餅だが、2020年3月期の売上は1700億円で様変わりになる可能性を秘めている。量産開始は2021年の予定。「APB」の堀江社長(慶大教授)は日産自動車でリーフ用のリチウムイオン電池を開発した人物。三洋化成工業の株価は5円高の4965円。
三洋化成工業は10年後の売上を1000億円規模と想定しているようだ。現時点では絵に描いた餅だが、2020年3月期の売上は1700億円で様変わりになる可能性を秘めている。量産開始は2021年の予定。「APB」の堀江社長(慶大教授)は日産自動車でリーフ用のリチウムイオン電池を開発した人物。三洋化成工業の株価は5円高の4965円。