（6140）旭ダイヤモンド工業と（7729）東京精密は、ダイシングマシン用ハブブレードの開発・製造・販売を行う合弁会社設立に向けた基本合意書を締結したた。両社は顧客ニーズに迅速に対応するため、ハブブレード事業を共同で展開する方針だ。

ハブブレードは、主にシリコンウェーハの切断に使用されるダイシングブレードの一種で、市場規模が最も大きいとされている。3月中に合弁契約締結、4月中に合弁会社設立を予定している。量産販売は2027年度中の開始を見込んでいる。

この提携により、両社の技術力と市場ノウハウを結集し、半導体製造プロセスの重要な要素であるハブブレード市場でのシェア拡大を目指す。半導体需要の拡大が見込まれる中、新会社の設立は業界内での競争力強化につながると期待される。

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