（6323）ローツェの2025年2月期第3四半期決算が発表された。売上高は前年同期比36.9%増の892億円、営業利益は62.4%増の255億円、経常利益は25.5%増の267億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は27.3%増の197億円となった。

好調な業績の背景には、半導体需要の回復と在庫の正常化がある。特に生成AI関連の先端半導体需要が牽引役となった。さらに、中国における半導体製造拠点の増強に伴い、中国向け装置需要が活発化したことも大きな要因だ。

半導体・FPD関連装置事業の売上高は887億円（前年同期比36.8%増）、セグメント利益は263億円（同61.8%増）と大幅な伸びを見せた。

2025年2月期の通期連結業績予想については、売上高1,207億円（前期比29.5%増）、営業利益316億円（同31.0%増）、経常利益315億円（同16.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益229億円（同17.1%増）と、従来予想を据え置いている。

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