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2024/12/25 14:48
(6501) 日立製作所 ドイツで20億ユーロ超のHVDC設備を受注、脱炭素社会の実現を加速
日立エナジーは24日、ドイツの送電事業者アンプリオンから、長距離送電に適した「高圧直流送電(HVDC)」システムの変換所4基を20億ユーロ(約3260億円)超で受注したと発表した。この受注は、ドイツの脱炭素社会の実現を支える大規模プロジェクト「コリドーB」における重要な一環となる。
コリドーBは、ドイツ北部の風力発電所から南部および西部の産業地帯にグリーン電力を送るHVDC連系プロジェクトだ。日立エナジーが提供する自励式HVDCシステム「HVDC Light」を採用し、2GW・525kVの変換所4基を設置する。この設備はドイツのハイデとポルスム、ヴィルヘルムスハーフェンとハムを結ぶ2つのルートで運用され、2030年初頭の運転開始を予定している。
今回の契約には、日立エナジーのサービスソリューション「EnCompass」も含まれ、長期的な保守や運用支援を提供する。この受注は、日立エナジーにとって欧州市場での地位を一層強化するものとなる。また、ドイツ全体のエネルギー転換が加速するだろう。
日立グループは、複数の大型案件を受注している。英国での総額約5億ポンド(約960億円)に上る鉄道車両受注、イタリア・ミラノ地下鉄向け車両受注契約総額は最大3億6800万ユーロ(約534億円)だ。エヌビディアと提携しAIで鉄道の保守運用効率化サービスを開発しており、鉄道、受変電機器では存在感が高まるばかりだ。揉み合いゾーンの下限と見られる3600円どころの押し目待ち。
コリドーBは、ドイツ北部の風力発電所から南部および西部の産業地帯にグリーン電力を送るHVDC連系プロジェクトだ。日立エナジーが提供する自励式HVDCシステム「HVDC Light」を採用し、2GW・525kVの変換所4基を設置する。この設備はドイツのハイデとポルスム、ヴィルヘルムスハーフェンとハムを結ぶ2つのルートで運用され、2030年初頭の運転開始を予定している。
今回の契約には、日立エナジーのサービスソリューション「EnCompass」も含まれ、長期的な保守や運用支援を提供する。この受注は、日立エナジーにとって欧州市場での地位を一層強化するものとなる。また、ドイツ全体のエネルギー転換が加速するだろう。
日立グループは、複数の大型案件を受注している。英国での総額約5億ポンド(約960億円)に上る鉄道車両受注、イタリア・ミラノ地下鉄向け車両受注契約総額は最大3億6800万ユーロ(約534億円)だ。エヌビディアと提携しAIで鉄道の保守運用効率化サービスを開発しており、鉄道、受変電機器では存在感が高まるばかりだ。揉み合いゾーンの下限と見られる3600円どころの押し目待ち。