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2024/10/28 15:36
(3778) さくらインターネット GPUクラウドサービス用のGPUサーバ等に対する追加投資を決定
さくらインターネットが、GPUクラウドサービス用のGPUサーバ等に対する追加投資を決定した。投資額は86.9億円で、「NVIDIA H200 Tensor コア GPU」搭載サーバ1,072基と「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」搭載サーバ40基を調達する計画だ。
この追加投資の背景には、当初予定していた「NVIDIA HGX B200 システム」の納期遅延がある。市場の需要に応えるため、B200の納品を待たずに現時点での最新モデルであるH200を調達することを決めた。
さくらインターネットは、国内GPU市場でのデファクトスタンダードの地位獲得を目指している。大口案件に加えて中小口案件も増やし、バランスの取れた売上構成を形成する方針だ。この投資により、同社のGPUクラウドサービス「高火力」の計算能力は大幅に向上する見込みだ。H200搭載サーバは2025年2月以降、H100搭載サーバは2024年12月末から2025年1月にかけてサービス提供開始を予定している。
なお、さくらインターネットは2024年4月に、2027年末までに約1000億円を投じ、約1万基のGPUを搭載する計画を発表している。今回の追加投資はその一環と見られる。この投資により、日本国内の生成AI向けインフラ整備が一層進むことが期待される。さくらインターネットは今後も、国内AI産業基盤の確保と振興に貢献していく方針だ。
さくらインターネットの株価は6.87%高の4355円で推移している。PERは109.67倍、配当利回りは0.09%。
この追加投資の背景には、当初予定していた「NVIDIA HGX B200 システム」の納期遅延がある。市場の需要に応えるため、B200の納品を待たずに現時点での最新モデルであるH200を調達することを決めた。
さくらインターネットは、国内GPU市場でのデファクトスタンダードの地位獲得を目指している。大口案件に加えて中小口案件も増やし、バランスの取れた売上構成を形成する方針だ。この投資により、同社のGPUクラウドサービス「高火力」の計算能力は大幅に向上する見込みだ。H200搭載サーバは2025年2月以降、H100搭載サーバは2024年12月末から2025年1月にかけてサービス提供開始を予定している。
なお、さくらインターネットは2024年4月に、2027年末までに約1000億円を投じ、約1万基のGPUを搭載する計画を発表している。今回の追加投資はその一環と見られる。この投資により、日本国内の生成AI向けインフラ整備が一層進むことが期待される。さくらインターネットは今後も、国内AI産業基盤の確保と振興に貢献していく方針だ。
さくらインターネットの株価は6.87%高の4355円で推移している。PERは109.67倍、配当利回りは0.09%。