注目銘柄

    注目銘柄 2024/9/18 16:44
    (7409) AeroEdge 商業用航空機関連部品の量産に向け設備投資
    AeroEdgeは、2024年9月18日、商業用航空機関連部品の量産に関する設備投資を決議したと発表した。LEAPエンジンのチタンアルミブレードでの量産実績が評価され、海外の新規顧客より新たに航空機関連部品の量産委託の引き合いがあったことから、量産体制整備のための設備投資を行うとしている。設備は栃木県の本社内に設置予定で、投資額は17億円。量産開始は2026年6月期下期頃を目指す。

    AeroEdgeは、仏エアバス社製A320neoファミリーや米ボーイング社製737MAXシリーズ用の航空機エンジン「LEAP」に搭載されるチタンアルミブレードの量産加工・販売を主な事業としている。今回の設備投資により、LWAPエンジンではない他の航空機関連部品の量産を実現することで、事業ポートフォリオの拡大を目指す。

    AeroEdgeの2024年6月期の経常利益は40.9%増の8.42億円、2025年6月期は48.4%減の4.35億円を計画する。仏エアバス、米ボーイングとも新型コロナやウクライナ情勢を発端としたサプライチェーン上の課題や人材不足に直面。また、米ボーイングの737MAX機では安全性や品質上の課題に直面しており、チタンアルミブレードの需要拡大は2025年6月期は限定され、2026年6月期以降に本格化すると推定している。

    AeroEdgeの株価は0.31%安の1592円で推移している。PERは13.53倍、配当利回りは0%。

株式情報更新 (9月20日)


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