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2023/5/23 10:14
(6702) 富士通 国産生成AI開発
富士通は、東京工大や(4751)サイバーエージェントと連携し、スーパーコンピューター「富岳」を使って2023年度中に高度な生成人工知能(AI)を開発する。富士通は、「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」を、カスタマーサービス、マーケティング、コンテンツ制作など、さまざまな分野で活用している。ChatGPTに代表される大規模深層学習モデル(基盤モデル)は、インターネットやスマートフォンのように社会全体のあり方を変える革新的な技術だが、ChatGPTは英文を参照していることが多く、日本語に対応したモデルを開発する。
富岳は高性能のCPUを多く搭載しており、生成AIの学習に適した画像処理半導体がなくても性能は高いとされている。サイバーエージェントは、生成AI(人工知能)として使える日本語の大規模言語モデル(LLM)を独自開発し、一般公開した。商用利用ができるライセンスで無償公開しており、他の企業が同モデルを基に独自の生成AIを開発できる。
ただし、学習モデルの大きさを指すパラメーター数が最大68億で、GPT-3.5はパラメーター数が3550億と圧倒的な差がある。多言語ではなく日本語に特化して学習させ、1000億程度のパラメーター数を持つ大規模言語モデルなどを構築する。
富岳は高性能のCPUを多く搭載しており、生成AIの学習に適した画像処理半導体がなくても性能は高いとされている。サイバーエージェントは、生成AI(人工知能)として使える日本語の大規模言語モデル(LLM)を独自開発し、一般公開した。商用利用ができるライセンスで無償公開しており、他の企業が同モデルを基に独自の生成AIを開発できる。
ただし、学習モデルの大きさを指すパラメーター数が最大68億で、GPT-3.5はパラメーター数が3550億と圧倒的な差がある。多言語ではなく日本語に特化して学習させ、1000億程度のパラメーター数を持つ大規模言語モデルなどを構築する。