三井不動産は、宇宙関連産業を活性化させるオープンプラットフォーム一般社団法人「クロスユー」を設立した。既存の宇宙産業プレイヤーのみならず、非宇宙企業の宇宙産業参入を促進するオープンプラットフォームとなっている。三井不動産は2019年からの「日本橋再生計画第3ステージ」の「産業創造」において、宇宙分野を戦略カテゴリーとしている。クロスユーは、ＪＡＸＡと宇宙産業促進の活動に関する連携協定を締結しており、宇宙産業エコシステム形成の推進や、宇宙分野と関連領域における国内および海外企業等とのパートナーシップの促進を図っている。

新たな拠点「X-NIHONBASHI BASE（クロス・ニホンバシ・ベース）」を日本橋に開設し、展示会や交流イベントなどを開き、5年間で200の企業・団体の会員を見込んでいる。22年12月のイベントには国内外から約7000人が参加した実績がある。