注目銘柄

    エッジコンピューティング 株価上昇の3銘柄
    株テーマ「エッジコンピューティング」のランキングが本日上昇した。調査会社IDCジャパンがIoT向けシステム基盤の国内市場が2025年に2312億円と5年で2.2倍に達する予測をまとめたと日本経済新聞が報じており、IoT端末の近くでデータを処理する「エッジコンピューティング」を志向する企業が増えているとしていることが、材料の1つとなっていると考えられる。今後の市場拡大期待から、株テーマ「エッジコンピューティング」から本日株価が上昇している注目の3銘柄をピックアップした。


    ●3914JIG-SAW
    本日株価は1.57%高の9680円で推移している。JIG-SAWは、オールインワンIoTサービス「ネクト」を提供している。ネクトは、IoTに必要な構成要素であるセンシング、エッジコンピューティング、通信制御、ストレージ、クラウド接続APIの全てを提供するIoTサービスで、2018年11月にサービスが開始された。2019年には米国とカナダに現地法人を設立。2020年7月にはグーグルとパートナーシップ契約を締結し、北米やヨーロッパ、グローバル市場を開拓している。

    経常利益は、2018年度が5.34億円、2019年度が6.17億円、2020年度は4.54億円となった。将来の事業成長に向けた研究開発費や販売促進費、人件費、グローバル展開のための先行投資を大幅に増加しており、減益となっているが、売上高は20%超の成長が続いている。先行投資がどれだけ成長につながるかに注目しておきたい。


    ●4902コニカミノルタ
    本日株価は2.56%高の642円で推移している。コニカミノルタは、新規分野としてエッジIoTプラットフォーム「ワークプレイスハブ」を将来の収益の柱にすべく投資を継続している。


    ●6758ソニーグループ
    本日株価は1.66%高の11000円で推移している。ソニーグループは、2020年5月に世界初のAI処理機能を搭載したイメージセンサーを商品化すると発表。本製品を採用することで、AI機能を実装したカメラの開発が可能になり、小売業界や産業機器業界での多様なアプリケーションの実現やクラウドと強調した最適なシステム構築に貢献するとしている。

株式情報更新 (12月4日)


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