高砂熱学工業は、2021年6月15日、新型コロナウイルスの抗ウイルス試験を一般社団法人の日本繊維製品品質技術センターと実施し、二酸化塩素ガスが新型コロナウイルスを99.9％減少させることを実証確認したと発表した。実証試験の結果を踏まえ、二酸化塩素技術を基にオープン・イノベーション体制を構築し、迅速な実用化を目指してパートナー企業の募集を行うとしている。

機器・装置の開発、二酸化塩素の安定供給網の構築、現場での施工に至るサプライチェーンの構築まで、早期の達成を目指す。

高砂熱学工業の株価は8円安の1844円で推移している。