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2021/3/2 10:18
(4471) 三洋化成工業 全樹脂電池の新工場を今春稼働し、10月に製品出荷を開始する。23年には黒字転換、25年にも売上高900億円とする目標
三洋化成工業は、21年春に福井県内で全樹脂電池の新工場を稼働し、10月に製品出荷を開始する。23年には黒字転換、25年にも売上高900億円とする目標を掲げた。全樹脂電池は、工程が簡素で設備投資額は数十分の1となり、材料コストも半減できるほか、くぎやドリルで穴を開けても発火しないという安全性が特長で、バイポーラ型電池の一種。
川崎重工が開発する自律型無人潜水機(AUV)の動力源として採用されたほか、ソフトバンク子会社のHAPSモバイルが、成層圏の通信プラットフォームとなる無人航空機「サングライダー」向けの高エネルギー密度蓄電池への応用も期待されている。最終的な狙いは、地下など大規模定置用というEVよりも大きな新たな市場という。
川崎重工が開発する自律型無人潜水機(AUV)の動力源として採用されたほか、ソフトバンク子会社のHAPSモバイルが、成層圏の通信プラットフォームとなる無人航空機「サングライダー」向けの高エネルギー密度蓄電池への応用も期待されている。最終的な狙いは、地下など大規模定置用というEVよりも大きな新たな市場という。