食品の容器包装市場に
巣ごもり消費の特需が出ている。学校の休校や外出自粛要請で、自宅で過ごす人が増加し、日持ちのする食品の包装需要が増えている。これまでは裸売りしていた揚げ物などをふた付きプラスチック製のフードパックに切り替え、スーパー中心に需要が拡大している。総菜やパン、鮮魚などにも拡がっており、食品トレーや弁当・総菜容器の最大手であるエフピコは、耐熱性を高めた電子レンジ対応品などを増産している。現在は土日も工場を稼働しているようだ。少なくとも
緊急事態宣言による外出自粛要請が終わる5月6日までは特需が続きそうだ。