JXTGホールディングスは、2018年6月27日、連結子会社のJX金属に対して、JXTGホールディングスが保有している東邦チタニウム株とタツタ電線株を譲渡すると発表した。

JX金属は、本格的なIoT、人工知能(AI)社会の到来により、使用される電子部品やデバイス数の飛躍的な増加が見込まれることから、2017年～2019年度の経営計画として「技術立脚型事業群としての電材加工事業の育成・強化」を図る計画を持つ。

JXTGホールディングスがJX金属に東邦チタニウム株とタツタ電線株を譲渡し、JX金属が直接資本関係を持つことで、金属事業のダウンストリーム分野のより迅速かつ効率的な事業展開を図るとしている。