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2015/5/28 16:11
(4004) レゾナック HD 大阪大学発のベンチャー企業「マイクロ波化学」と銀ナノワイヤの量産化技術を開発した。
銀ナノワイヤはフィルム状に加工した場合に、折曲げが容易で感知性も高いため、ウエアラブル端末のタッチパネル向けの応用が期待出来る。現在のタッチパネルはITO(酸化インジウムすず」が一般的な素材だが、アップルが開発中の「iPad Pro」では銀ナノワイヤの採用が噂されている。銀ナノワイヤを採用したタッチパネルは、センサーを搭載しなくても良く、省電力、小型化も期待出来る。6740ジャパンディスプレイへ銀ナノワイヤのサンプル出荷を依頼したという情報もあり、人気に拍車がかかったようだ。昭和電工はメガネ型端末をターゲットにしているようだが、実際には用途が広く、国内では4963星光PMCも量産化に成功している。