(6762) TDK 8年ぶりに国内新工場を建設する。
スマホや自動車部品向けに250億円を投じ、中国生産の一部を国内に回帰する。従来の2倍の記憶容量がある磁気ヘッドをを開発しており、新工場はこの磁性材料「フェライト」や高周波部品を生産することになろう。稼働は16年末となり、来期も増益基調を維持する見込み。
TDKは過去に電子部品工場を閉鎖に追い込まれたことがあり、隔世の感がある。この業界は従来の稼ぎ頭である
スマホやタブレットから、
自動運転車が普及する車載向け、さらにはデーターセンター向けと市場が拡がっている。村田製作所の圧倒的な強さは変わらないが、TDKも株価一万円倶楽部復活の環境となってきた。