株テーマ:メタンハイドレートの関連銘柄
日本近海(南海トラフ)に世界最大級の埋蔵量。低温高圧の条件で、水分子がメタン分子に取り込まれ、氷状となった物質で「燃える氷」とも呼ばれる。燃焼時のCO2排出量は石油の約半分。経済産業省は「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム」を設立し、開発を促進している。メタンハイドレートからメタンを抽出し、天然ガスとして利用することで、クリーンなエネルギーとなる。東部南海トラフだけで、日本の天然ガス消費量の13年分が確認されている。2014年10月にはオールジャパンで「日本メタンハイドレート調査会社」が設立された。
経産省は脱炭素燃料の原料となる天然ガスを確保するために、メタンハイドレートの商業化開始を2027年度から早める意向。