株テーマ:EC(電子商取引)の関連銘柄
●経産省の国内電子商取引市場調査によると、2019年の消費者向け電子商取引市場規模は、前年比7.65%増の19.4兆円、企業間電子商取引市場規模は2.5%増の353兆円に拡大している。物販系分野が8%増の10兆円で、「衣類・服装雑貨等」(1兆9100億円)、「食品、飲料、酒類」(1兆8233億円)、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」(1兆8239億円)が大きな割合を占めている。
サービス系分野は、「旅行サービス」(3兆8971億円)の規模が大きいが、理美容、飲食、チケット販売サービスの伸びが大きい。デジタル系分野では、「オンラインゲーム」(1兆3914億円)の規模が大きいが、有料動画配信の伸びが62%、有料音楽配信の伸びも9.5%と大きい。
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ITバブル崩壊以降も、SNSの登場や携帯端末の普及が追い風。ネット証券は淘汰が進んだが、ネット広告や電子商取引は不況下の巣ごもり減少や節約意識で堅調な業績を維持。広告に減速感があるものの、価格比較サイトは伸長している。携帯ネット販売も拡大中。