株テーマ:プログラミング教育の関連銘柄
プログラミング教育関連株。2020年4月からの小学校でのプログラミング教育必修化で、プログラミング教育の需要が高まっている。また、大学入試センターは2025年に実施する大学共通テストの出題教科・科目の再編案を公表し、プログラミングやデータサイエンスに必要な統計処理知識などを試す「情報」を加えた。
NECは、全教科対応ドリル教材や実践的英語力を鍛える教材、プログラミング教材などを、シングルサインオンでシームレスに利用できるNEC教育クラウド「OPE」を2020年7月から提供を開始。
ソニー・グローバルエデュケーションは、ロボット・プログラミング学習キット「クーブ」を2017年から個人や塾、プログラミング教室に販売。2021年4月からはワオ・コーポレーションと業界規模のオンラインプログラミング講座を開始する。
DeNAは、小学校向けプログラミング学習アプリ「プログラミングゼミ」を提供。2020年6月からは学童保育や塾向けカリキュラムも開発した。
サイバーエージェントは、小学生のためのプログラミング教室「QUREOプログラミング教室」を展開。また、スプリックスと共同出資でプログラミング検定の開発・実施を行うプログラミング総合研究所を2020年2月に設立。出資比率はサイバーエージェントが40%、スプリックスが60%。
フューチャーは、2021年5月31日に個人向けにオンライン・プログラミングスクール「CodeCamp」を運営するコードキャンプを完全子会社化。
教育関連サービスの多様化
授業料負担の軽減により、家庭はより多くの資源を子どもの教育に投入できるようになる。これにより、オンライン学習、海外留学、体験学習など、多様な教育サービスへの需要が高まると予想される。特に、グローバル化が進む現代社会において、語学力や異文化理解力を養うプログラムへの関心が高まっている。