株テーマ:地銀広域連合(TSUBASA)の関連銘柄
地方銀行の広域連合「TSUBASA(つばさ)アライアンス」
マネーロンダリング対策やシステムの共同化で収益基盤を強化するため、2020年7月に共同出資会社を設立。「TSUBASAアライアンス」も合併や経営統合ではなく、各行の独立性を維持したままの緩やかな連携を目指しており、基幹システムの共同化や事務の共通化で経営効率化を図っており、SBI HDの地銀連合との勢力争いが激化する。参加11行の資産規模は78兆円と国内最大の地銀広域連合。
千葉銀行、第四銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、北越銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行
●日銀は、「地域金融強化のための特別当座預金制度」を導入する。対象は日銀と取引のある地域銀行、信用金庫で、2020年度から3年間の時限措置で、一定の経営基盤の強化を実現することや経営統合等により経営基盤の強化を図ることを条件に、当座預金に0.1%の上乗せ金利を支払う。地銀が持株会社の傘下に入る場合は、傘下の各銀行にも特別付利を行うほか、地銀が経営統合する場合も同様となる。
地銀は日銀に対して、機関決定した経営統合計画を提出し、日銀は進捗状況を継続的にモニタリングする。3年間の時限措置とすることで、地銀再編を加速することになる。