株テーマ:化粧品原料の関連銘柄
インバウンド需要で化粧品市場が拡大しており、化粧品原料メーカーも増産の動きが出ている。日清オイリオグループは中国国内で化粧品原料販売を強化しており、52億円を投じて保湿機能のあるエステル油の生産を1.5倍に拡大する。テイカは化粧品向け表明処理剤が好調で、日焼け止め用の酸化チタンでは世界首位、生産能力を4割増加させる。チタン工業も化粧品向け酸化チタンが好調。日本精化やナノキャリアも化粧品原料を手掛ける。
肥料大手の片倉コープは2018年に化粧品原料専用工場を開設し、発酵技術を応用して、保湿性の高い化粧品原料を生産する。2019年より本格運用し、国内やアジアの化粧品原料市場を開拓する。