株テーマ:IoT開発の関連銘柄
IoT開発の関連銘柄。ルネサスエレクトロニクスは、半導体とソフトウエアを一括提供するサービス「ルネサス・シナジー・プラットフォーム」を提供する。IT企業でもIoT開発が加速化している。
コニカミノルタは、画像・光学・材料・微細加工のコア技術をベースにしたイメージング施術とIoT・AI技術を融合させた画像IoTプラットフォームを開発した。
ザインエレクトロニクスは人工知能などの分野向けに世界最高水準の回路基板用電源を開発。
日立製作所は、製造業として培ってきた制御・運用技術とAI、ビッグデータ解析など、最新デジタル技術を融合したIoTプラットフォーム「ルマーダ」を提供。
東芝はIoTを簡単に実現できるIoTプラットフォーム「ifLink」を開発。スマートフォンにつながる機器同士を自在に動作できるほか、プログラミングが不要で専門知識を持たないユーザーでも活用できるため、様々なビジネスの創出が期待される。IoTのオープンな共創を目指すifLinkオープンコミュニティを設立し、2020年度から具体的な活動を開始。会員企業同士で共創・開発を促し、システム構築や運用需要を取り込む。また、自動車向けプレス部品の世界最大手ゲスタンプとカメラ画像データとセンサーを活用したIoTによるシャシー部品の溶接検査に関する実証実験を進める。
KDDIは、IoTのグローバル展開をワンストップで支援する「グローバルIoTパッケージ」の提供を2020年3月から開始。データ蓄積、見える化をスピーディーに実現するIoTクラウドサービスに東芝デジタルソリューションの「Meister RemoteX」を採用。通信回線にはソラコムのグローバルローミングSIMを提供。クラウド・通信回線・通信デバイスをワンストップで提供する。
NECは、2020年3月からシーメンスとIoTで協業し、工場の生産設備の異常を検出する監視・分析ソリューションを提供。シーメンスのIoT基盤「マインドスフィア」で現場のセンサーデータを収集・蓄積し、NECのAI技術「インバリアント分析技術」で監視・分析までを自動で実施。設備の故障や不良品の予兆を見つけ出す。
JIG-SAWは、オールインワンIoTサービス「ネクト」を提供している。ネクトは、IoTに必要な構成要素であるセンシング、エッジコンピューティング、通信制御、ストレージ、クラウド接続APIの全てを提供するIoTサービスで、2018年11月にサービスが開始された。対象とするモノからセンサーのデータを取得し、ネットワークを経由し、クラウドまでダイレクトにデータ通信・収容を実現。そこに至るまでの全ての機能や開発を全て準備している。ユーザー側での複雑な機能開発費用などを負担することなく、即時IoT化、ビジネス導入を支援する。2019年には米国とカナダに現地法人を設立。2020年7月にはグーグルとパートナーシップ契約を締結し、北米やヨーロッパ、グローバル市場を開拓している。
オプティムは、シスメックスと2020年6月に医療情報をシームレスにつなぐための医療用AI・IoTプラットフォームの開発運営会社を共同設立。製薬会社や医療機器メーカーとの協業を本格的に進める。